講演詳細
DAY1 2025年9月5日(土) 9:00開場
DAY1
●10:10-10:55
百寿を目指す水素栄養療法
~腸・血流・心を整える~
栄養療法と水素療法を組み合わせることにより、栄養療法の効果を高めて病気からの回復を助け、健康増進を目指すことが期待されています。 さまざまな疾患に対する効果が報告されており、水素栄養療法には無限の可能性が秘められてるといっても過言ではありません。 水素栄養療法は患者さんが自宅で日々取り組むことができる健康法です。 水素栄養療法の最前線についてご紹介致します
法政大学 教授
下北沢西口クリニック 院長
宮川 路子
Michiko Miyakawa M.D.,Ph.D.
法政大学 教授
下北沢西口クリニック 院長
宮川 路子
Michiko Miyakawa M.D.,Ph.D.
| 1991年 |
慶應義塾大学医学部卒業・医師免許取得 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程予防医学系専攻 入学 |
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| 1995年 |
同単位取得退学 慶應義塾大学助手(医学部衛生学公衆衛生学)・日本医師会認定産業医資格取得 |
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| 1996年 | 博士(医学)取得(慶應義塾大学) | |
| 1998年 | 法政大学第二教養部 助教授 | |
| 1999年 | 法政大学人間環境学部 助教授 | |
| 2001年 | 日本産業衛生学会認定専門医 | |
| 2006年 | 日本産業衛生学会指導医 | |
| 2007年 | 法政大学人間環境学部教授 | |
| 2007年〜2008年3月 | ストックホルム大学(スウェーデン)ストレス研究所 客員研究員 | |
| 2016年 | 下北沢西口クリニック開業 | |
| 2017年 | 社会医学系専門医・指導医 | |
| 2018年〜2019年6月 | カロリンスカ研究所(スウェーデン)客員研究員 | |
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●10:55-11:40
Biological Stratification in Pediatric Neurodevelopment: Folate Receptor Autoimmunity within a Systems-Based Orthomolecular Framework
小児神経発達障害の新しい理解
葉酸受容体自己免疫とオーソモレキュラー医学の視点
Autism spectrum disorder is biologically heterogeneous and may involve immune dysregulation, gastrointestinal dysfunction, mitochondrial stress, and altered folate transport. This lecture reviews developmental vulnerability and folate receptor alpha autoimmunity within pediatric neurodevelopment. A case-based discussion illustrates sequential systems-based intervention culminating in targeted folinic acid therapy in an antibody-positive phenotype. Emphasis is placed on biological stratification and integrated orthomolecular approaches rather than monotherapy.
自閉スペクトラム症は原因が一つではなく、免疫の異常、腸内環境の乱れ、ミトコンドリア機能の低下、 葉酸の代謝異常など、さまざまな要因が関わっている可能性があります。 本講演では、その中でも葉酸受容体α自己抗体に注目し、小児の神経発達との関係を解説します。 症例を通して、全身状態を段階的に整えながら、最終的にフォリン酸療法へとつなげる実際のアプローチを示します。 単一の治療ではなく、個々の体の状態に合わせた統合的な栄養医学の重要性について考えます。
Founder of Markham Integrative Medicine
Dr. John Gannage N.D.
Founder of Markham Integrative Medicine
Dr. John Gannage N.D.
| Dr. John Gannage, MD, CCFP, FMAPS, is the Founder and Medical Director of Markham Integrative Medicine in Ontario, Canada. Since 1998, he has focused on integrating nutritional biochemistry, environmental medicine, and systems-based physiology into the prevention and treatment of chronic disease and neurodevelopmental disorders. | ||
| A certificant of the College of Family Physicians of Canada (CCFP), Dr. Gannage maintains active licensure with the College of Physicians and Surgeons of Ontario. He is a Fellow of the Medical Academy of Pediatric & Special Needs (FMAPS) and has been actively involved in advancing physician education in orthomolecular and integrative medicine. | ||
| His clinical and academic work centres on autism spectrum disorder, ADHD, and pediatric mental health, with emphasis on gene–environment interaction, redox biology, mitochondrial energetics, immune dysregulation, and gut–microbiome dynamics. His work explores nutrient therapeutics as both targeted interventions and modulators of complex metabolic systems. | ||
| Dr. Gannage has developed and delivered continuing medical education programs accredited by the College of Family Physicians of Canada and has lectured internationally on orthomolecular and systems-based approaches to neurodevelopment and chronic illness. | ||
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●13:40-14:10
近日公開
近日公開
JSOMアンバサダー
元ラグビー日本代表
大畑 大介
Daisuke Ohata
JSOMアンバサダー
元ラグビー日本代表
大畑 大介
Daisuke Ohata
| 小学校3年生からラグビーを始め、東海大付属仰星高校に進学し、京都産業大学へ進み日本代表入りを果たす。 1998年に神戸製鋼入社、日本のトライゲッターとして活躍。 2001年オーストラリアのノーザンサバーブ・クラブでプレーし、2003年にはフランス・モンフェランに入団。 2003~2004年シーズンからはラグビートップリーグの神戸製鋼コベルコスティーラーズ(現:コベルコ神戸スティーラーズ)に プロ選手として契約を交わす。その後日本代表キャプテンを務めるなどW杯に2度(1999年、2003年)の出場を果たす。 さらには、両アキレス腱断裂を経験するも「為せば成る!」の不屈の精神でリハビリを乗り越え、代表試合トライ数世界新記録を樹立。その記録を69トライまで伸ばした。 2010年~2011年のシーズンをもって現役を引退。 2016年に国際統括団体ワールドラグビーが競技の発展に著しい貢献をした個人や団体を顕彰する『ラグビー殿堂』に選出。 全世界では131人目、日本人、アジア勢としては2人目の『ラグビー殿堂入り』を果たした。 2019年のラグビーワールドカップ日本大会では、アンバサダーとしてメディアやイベントを通じて広く周知活動を行い、 試合解説を務めるなど、大会成功を陰で支えた。 2019年に地元兵庫県を盛り上げるべく、但馬牛・神戸ビーフ応援大使に就任。 2020年にはテレビ番組を通じて知り合った生産者、漁師の方々からコロナ禍で出荷先が減少し、困難な状況であることを聞き、生産者、食卓を共に笑顔にしたいという思いで、産地直送のオンラインショップ『大畑大介商店』(https://ohatadaisukeshouten.com/)を開店した。 食とスポーツという繋がりで地域活性化を目指した取り組みも積極的に行っている。 現在もスポーツだけでなく様々な分野での活動を広げている。 | ||
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【モデレーター】
医療法人回生會 みぞぐちクリニック 院長
溝口 徹
Toru Mizoguchi M.D.
●14:10-14:40
分娩時の寒冷刺激が呼吸循環動態および消化管機能・糖代謝に及ぼす影響
出生直後の新生児は、胎内(約38℃)から分娩室(約25℃)へ移行する際、約13℃の寒冷刺激を受ける。 本講演では、この寒冷刺激による低体温・低血糖・黄疸などの新生児適応障害との関係を解説し、出生直後の保温ケアと早期栄養介入による予防的保育法の可能性について報告する。
株式会社風
久保田予防医学研究所 代表
久保田 史郎
Shiro Kubota M.D.,Ph.D.
株式会社風
久保田予防医学研究所 代表
久保田 史郎
Shiro Kubota M.D.,Ph.D.
| 昭和20年3月12日 | (佐賀市富士町下無津呂生まれ) | |
| 1970年 | 東邦大学医学部卒、同年九大麻酔科入局 | |
| 1972年 | 麻酔科退局、九大産婦人科に入局 | |
| 1983年 | 福岡市に久保田産婦人科麻酔科医院を開業 | |
| 1989年 | 医学博士号取得 | |
| 2017年 | 同院閉院 | |
| 2017年 | 佐賀市富士町北山下無津呂に久保田生命科学研究所を開設、 執筆の傍ら、久保田式の「発達障害の予防策」の講演活動を行う。 | |
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●14:40-15:10
妊娠と栄養について(仮題)
妊婦の鉄欠乏状態は、大多数は妊娠前から存在する。 胎児からの鉄需要がさらに拍車をかけ、鉄欠乏状態が持続すると、エネルギー不足、糖質中心の食事、欠食へと繋がる。血糖の乱高下から、不眠、メンタルの不調を起こすものと考える。 栄養の改善により、妊娠中のトラブル、周産期合併症の減少が期待できる。
マザリー産科婦人科医院
院長
渋川 敏彦
Toshihiko Shibukawa M.D.,Ph.D.
マザリー産科婦人科医院
院長
渋川 敏彦
Toshihiko Shibukawa M.D.,Ph.D.
| 1980 年 03 月 | 鳥取大学医学部医学科 卒業 | |
| 1980 年 04 月 | 島根医科大学(現:島根大学医学部)産科婦人科学教室医局入局 | |
| 1980 年 07 月 | 島根県立中央病院勤務 | |
| 1982 年 04 月 | 島根医科大学附属病院勤務 | |
| 1986 年 04 月 | 島後町村組合立隠岐病院勤務 | |
| 1987 年 09 月 | 島根医科大学(現:島根大学医学部)附属病院勤務 | |
| 1990 年 04 月 | 庄原赤十字病院勤務 | |
| 1993 年 07 月 | マザリー産科婦人科医院開業 | |
| 1996 年 12 月 | 医療法人マザリー理事長就任(現職) | |
| 日本産婦人科学会 | ||
| 日本母性衛生学会 | ||
| 島根県母性衛生学会(理事) | ||
| 島根県産婦人科医会副会長 | ||
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●15:30-16:00
精神症状に対する薬物療法と栄養医学の統合
様々な不定愁訴や精神症状に対し、通常の向精神薬治療のみでは改善しきれない症例を経験してきた。 本講演では精神科診療の枠組みと栄養医学的視点の違いを整理し、 薬物療法を活かしながら分子栄養学的視点から病態の土台を整える統合的アプローチの臨床的意義について、症例を通して発表する。
医療法人孝寿会
ラエティスクリニック本町 院長
白岩 恭一
Kyoichi Shiroiwa M.D.,Ph.D.
医療法人孝寿会
ラエティスクリニック本町 院長
白岩 恭一
Kyoichi Shiroiwa M.D.,Ph.D.
| 2002年 | 順天堂大学医学部卒業 |
| 2002年 | 順天堂大学医学部精神医学教室 |
| 2007年 | 精神保健指定医取得 |
| 2007年 | 神戸大学大学院医学研究科精神医学分野 |
| 2020年 | ラエティスクリニック本町開設 |
| 現在 | 医療法人孝寿会ラエティスクリニック本町院長 |
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●16:00-16:30
オーソ×CBD:
『膜』で統合する炎症治療
単一受容体を狙う、あるいは炎症にとりあえず蓋をする治療では、生体システムの循環は戻らない。 栄養で膜と代謝を整えつつCBDを利用し、不調を速やかに緩めながら真の回復を待つ。 内因性カンナビノイド系(ECS)の調整力が循環を支える。
臨床CBDオイル研究会
代表
飯塚 浩
Hiroshi Iizuka M.D.,Ph.D.
臨床CBDオイル研究会
代表
飯塚 浩
Hiroshi Iizuka M.D.,Ph.D.
| 1992年 | 鳥取大学医学部 卒業 |
| 1996年 | 家族機能研究所・さいとうクリニック 副院長 |
| 1997年 | 「難治性うつ病者における視床下部-下垂体-副腎皮質機能に関する研究」にて医学博士 |
| 1999年 | 鳥取大学医学部附属病院 心理療法室 室長 |
| 2001年 | メディカルストレスケア 飯塚クリニック 院長 |
| 2012年 | オーソモレキュラー療法による治療及び同療法の普及に向けた活動開始 |
| 2018年 | 臨床CBDオイル研究会代表 |
| 2022年 | 日本オーソモレキュラー医学会理事 |
| 2025年 | 国際栄養医学シンポジウム2025 大会長 |
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●16:30-17:00
活性酸素ともに生きる!
私たちのメカニズム
酸素を消費し生きている限り活性酸素の発生は避けることができない。 酸化ストレスは多くの病態の原因であり増悪因子でもあることが知られており適切な対応が必要である。 本講演では活性酸素発生とその消去系、さらに生体における活性酸素の重要性などについてお伝えする予定である。
医療法人回生會 みぞぐちクリニック
院長
溝口 徹
Toru Mizoguchi M.D.
医療法人回生會 みぞぐちクリニック
院長
溝口 徹
Toru Mizoguchi M.D.
| 1990年 | 福島県立医科大学卒業 |
| 1994年 | 国立循環器病センターレジデント |
| 1995年 | 横浜市立大学医学部麻酔科学教室 助手 |
| 2003年 | 新宿溝口クリニック開設 |
| 2014年 | 社)オーソモレキュラー栄養医学研究所開設 代表理事就任 |
| 2021年 | みぞぐちクリニック開設(新宿より移設) |
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●17:00-17:30
鼎談
事例紹介:臨床現場のリアル
近日公開
法政大学 教授
下北沢西口クリニック 院長
宮川 路子
Michiko Miyakawa M.D.,Ph.D.
法政大学 教授
下北沢西口クリニック 院長
宮川 路子
Michiko Miyakawa M.D.,Ph.D.
医療法人回生會 みぞぐちクリニック
院長
溝口 徹
Toru Mizoguchi M.D.
医療法人回生會 みぞぐちクリニック
院長
溝口 徹
Toru Mizoguchi M.D.
日本オーソモレキュラー医学会
代表理事
柳澤 厚生
Atsuo Yanagisawa M.D.,Ph.D.
日本オーソモレキュラー医学会
代表理事
柳澤 厚生
Atsuo Yanagisawa M.D.,Ph.D.
DAY2 2025年9月6日(日) 8:30開場
DAY2
●9:00-9:30
FMT(腸内フローラ移植)と水素が拓く次世代の全身疾患治療
FMT(腸内フローラ移植)と水素による最新の臨床知見を提示する。 ASDや難治性腸疾患等への広範な効果を解説。 多様な微生物との共存こそ健康の根幹であり、その鍵を握るのが「水素」である。水素が整える体内環境が共生の土台となり、生態系の再構築を導く。 微生物との共生を軸にした、次世代の根本治療を提言する。
城谷バイオウェルネスクリニック
院長
城谷 昌彦
Masahiko Shirotani M.D.,
城谷バイオウェルネスクリニック
院長
城谷 昌彦
Masahiko Shirotani M.D.,
| 1995 | 東京医科歯科大学(現・東京科学大学)医学部医学科卒業 | |
| 1995 | 神戸大学医学部附属病院内科研修医 | |
| 1996 | 三木市立三木市民病院内科研修医 | |
| 1998 | 京都大学医学部附属病院病理部医員 | |
| 1999 | 兵庫県立塚口病院(現・尼崎総合医療センター)消化器内科医長 | |
| 2005 | 医療法人社団城谷医院副院長 | |
| 2016 | ルークス芦屋クリニック院長 | |
| 2025 | 城谷バイオウェルネスクリニック院長 | |
| 日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会専務理事など | ||
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●9:30-10:00
イベルメクチンの癌治療への応用
イベルメクチンが、がん細胞の増殖を抑えたり細胞死を促したりする可能性が報告されている。 本講演では、基礎研究で示された作用機序と有望ながん種、既存治療(抗がん剤・免疫療法・放射線)との併用の狙いを整理し、 必要な検証(用量、安全性、指標設定、臨床研究デザイン)を具体例とともに提示する。
大阪肛門科診療所 副院長
GHF 副代表
佐々木 みのり
Minori Sasaki M.D.
大阪肛門科診療所 副院長
GHF 副代表
佐々木 みのり
Minori Sasaki M.D.
| 1994年 | 大阪医科大学卒業。大阪大学医学部皮膚科学教室入局。以後、阪大医学部付属病院、大手前病院、東京女子医大などで皮膚科医として4年間勤務 |
| 1998年 | 皮膚科医から肛門科医に転身 |
| 1998年7月 | 女医による肛門科女性外来を開設(日本初) |
| 2007年 | 日本大腸肛門病学会認定 日本大腸肛門病専門医(Ⅱb)取得(関西の女医で初、全国で6人目) |
| 2011年 | 日本大腸肛門病学会認定 日本大腸肛門病指導医(Ⅱb)取得(関西の女医で初) |
| 元皮膚科医という異色の経歴を持つ肛門科専門医。肛門周囲の皮膚疾患の治療も得意とし、 肛門外科の医師を対象に肛門周囲の皮膚病変についての学会での講演も多数あり。 「痔=手術」という肛門医療業界において、痔の原因となった「肛門の便秘」を直すことによって「切らない痔治療」を実現。 自由診療にもかかわらず日本全国や海外からも患者が訪れている。 | |
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●10:00-10:45
“Vitamin C as a Central Modulator of the Stress Response: Bridging Mind, Circulation, and Longevity.”
「ビタミンCが導くストレス応答の最適化: 心・血流・長寿の統合」
In most mammals, stress triggers a marked increase in vitamin C biosynthesis, suggesting a central role in stress physiology. Humans, having lost the ability to synthesize vitamin C, rely entirely on dietary intake and may have suboptimal levels. Stress may further deplete these already limited reserves, with potential neuroendocrine, vascular, and immune consequences. This lecture examines the evolutionary implications of this asymmetric response and discusses corrective strategies to support mental resilience, circulation, and long-term adaptation.
ほとんどの哺乳類では、ストレスがかかるとビタミンCの生合成が著しく増加することから、 ストレス反応においてビタミンCは中心的な役割を果たしていることが示唆されています。 ヒトはビタミンCを合成する能力を失っているため、完全に食事からの摂取に依存しており、 その体内レベルは最適とは言えない可能性があります。 さらにストレスは、こうした限られたビタミンCの貯蔵を一層消耗させ、神経内分泌系、血管系、免疫系に影響を及ぼす可能性があります。 本講演では、この非対称的な生理反応の進化的意義を検討するとともに、メンタルのレジリエンス、血流改善、 長期的適応を支えるための是正戦略について考察します。
Naturopath, researcher,
Science communicator
Partipilo Giandomenico
Naturopath, researcher,
Science communicator
Partipilo Giandomenico
| 1983年生まれ |
| 大学では数学を専攻しましたが、父親の回復に関わる重要な個人的体験を契機に、自然療法分野に強い関心を持つようになりました。 この出来事をきっかけに、ビタミンCに関する研究を本格的に追究するようになり、 現在ではそれが彼の科学研究および普及活動の中核となっています。 彼の研究は、ライナス・ポーリングによって確立されたオーソモレキュラー医学の枠組みに基づいており、 彼自身はその「第二世代の研究者」に位置づけられています。 |
| 音楽家でもある彼は、ミラノ市民大学にて自然療法学・オーソモレキュラー医学・エコ持続可能科学の学位を取得し、 さらにローマのキャンパス・フラメンスにて3年間の自然療法ディプロマを修了しました。 また、ターラントのイル・ピッコロ・アムリット校で2年間の研修を受け、 アーユルヴェーダを専門とするホリスティック施術者でもあります。 研究および普及活動を通じて、彼は先進栄養学、フレイル、オーソモレキュラー医学をテーマとした数多くの国際学会で 講演を行ってきました。また、イタリア上院にも招かれ、健康、予防、機能性農業に関する科学的議論に貢献しています。 |
| 現在は自然療法士として臨床に携わるとともに、医師への科学的サポートを行い、ビタミンCに関する国際文献の批判的検討を行っています。 研究とサイエンスコミュニケーションの双方に積極的に取り組み、厳密かつ統合的な健康・予防アプローチの普及を目指しています。 |
| 著書に『Logicamente C』があり、ビタミンC科学に関する国際的な基準書と評価されています。 本書は英語版『Logically C』(Pine Book Writing)としても出版されており、 序文は国際オーソモレキュラー医学会元会長の柳澤厚生が執筆しています。 また、若年層向けに科学と栄養の世界を紹介する『A Miami da scienziato』も出版しており、 序文は国際オーソモレキュラー医学会会長であり、ノーベル賞受賞者ライナス・ポーリングの門下である アドルフォ・パンフィリ教授が担当しています。 近年では、科学と芸術を融合した新たな試みとして、演劇的サイエンスコミュニケーションのプロジェクトを立ち上げました。 その代表作である『The Invisible Equation』は、科学的厳密性、物語性、芸術性を融合させた一人芝居作品です。 |
●10:45-11:30
Longevity-
腸からつくる健康長寿
世界では Longevity(ロンジェビティ) という言葉が使われるようになっている。 Longevityとは「長く生きること」のことではない。 Longevityとは、健康で、社会とつながり、価値を生み続けながら生きることである。 人生の期間をどう豊かに使うかと概念になりつつある。 Longevity = 健康寿命 × 生涯にわたる価値創造と定義したい。 Longevityと腸との関連について解説したい。
京都府立医科大学大学院
生体免疫栄養学講座 教授
内藤 裕二
Yuji Naito M.D.,Ph.D.
京都府立医科大学大学院
生体免疫栄養学講座 教授
内藤 裕二
Yuji Naito M.D.,Ph.D.
| 1983年 | 京都府立医科大学卒業 |
| 1998年 | 京都府立医科大学助手,第一内科学教室勤務 |
| 2000年 | 京都府立医科大学助手,京都府知事公室職員課参事 |
| 2001年 | 米国ルイジアナ州立大学医学部分子細胞生理学教室客員教授 |
| 2009年 | 京都府立医科大学大学院医学研究科消化器内科学 准教授 |
| 2015年 | 京都府立医科大学附属病院内視鏡・超音波診療部部長 |
| 2021年 | 京都府立医科大学大学院医学研究科生体免疫栄養学講座 教授 |
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●13:30-14:00
健康長寿の栄養素、体のさびと水素の役割!
ビタミンやミネラルなど分子レベルの栄養素を最適に補給し、細胞の働きを高めることで自然治癒力を引き出す栄養療法は、 病気の予防や不定愁訴の改善を目指し健康長寿に重要です。 その理解を深めるため、実践するために、体のさび(活性酸素)をどう制御するのか?栄養素や水素の役割は?などを網羅的に説明します。
兵庫内科・肝臓糖尿病クリニック 院長
佐賀大学医学部 臨床教授
兵庫 秀幸
Hideyuki Hyogo M.D.,Ph.D.
兵庫内科・肝臓糖尿病クリニック 院長
佐賀大学医学部 臨床教授
兵庫 秀幸
Hideyuki Hyogo M.D.,Ph.D.
| 1986年 | 修道高等学校卒業 |
| 1992年 | 広島大学医学部卒業 |
| 1992年~1996年 | 静岡県立総合病院 |
| 1996年~2000年 | 広島大学病院 |
| 2000年~2002年 | アルバートアインシュタイン医科大学 |
| 2002年~2015年 | 広島大学病院 |
| 2015年~2021年 | JA広島総合病院 |
| 2015年~現在 | 佐賀大学医学部 臨床教授 |
| 2019年~現在 | J-SMARC(日本医療戦略研究センター)理事 |
| 2021年~現在 | 兵庫内科・肝臓糖尿病クリニック 院長、FeliMedix(株)外部取締役、 杜の都医学振興財団 理事 |
| 2025年~現在 | 日本先端医療振興財団理事、水素医療研究所・日本先端医療財団・全日本ボランティア連盟顧問 |
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●14:00-14:30
水素プール運動に期待される
健康増進効果の検討
水素水は還元力を持ち、優れた抗酸化力を示します。 この特性を活かし、新たなアプローチとして「水素プール」を用いた運動について多角的に検証しました。 水素プール運動は水圧と浮力によって呼吸・循環・関節などへの負担軽減となり、加えて水素の経皮吸収および蒸気からの吸入によって相乗的な健康効果が期待されます。
ミューズ皮膚科ペインクリニック
理事長
仁杉 直子
Naoko Hitosugi M.D.,Ph.D.
ミューズ皮膚科ペインクリニック
理事長
仁杉 直子
Naoko Hitosugi M.D.,Ph.D.
| 1996 | 獨協医科大学卒業 |
| 1996 | 獨協医科大学埼玉メディカルセンター 麻酔科・救急医療科勤務 |
| 2003 | 米国アルバートアインシュタイン大学NS/LIJ病院に勤務 |
| 2004 | 埼玉医科大学麻酔学教室大学院卒業 |
| 2005 | 戸田中央総合病院 皮膚科勤務 |
| 現在 |
獨協医科大学埼玉メディカルセンター麻酔科 非常勤講師 医療法人仁愛会ミューズ皮膚科ペインクリニック理事長 |
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●14:30-15:00
健康・病気に関する、
「水素ガス」のこれまでとこれから
水素ガスは、細胞を酸化ストレスから守る現象が報告され、病気の治療から健康の維持に至る多くの分野での効果が検証されてきた。 しかし、水素ガスは無触媒の生体内条件下では、生体化合物と反応しないため、その作用機序は十分に解明されていない。 本講演では、水素ガスのこれまでの研究および今後の展望を紹介する。
慶應義塾大学医学部
スポーツ医学総合センター 専任講師
勝俣 良紀
Yoshinori Katsumata M.D.
慶應義塾大学医学部
スポーツ医学総合センター 専任講師
勝俣 良紀
Yoshinori Katsumata M.D.
| 2005年4月-2006年3月 | 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 |
| 2006年4月-2007年3月 | 独立行政法人国立病院機構 埼玉病院 初期研修医 |
| 2007年4月-2008年3月 | 慶應義塾大学病院 内科専修医 |
| 2008年4月-2009年3月 | 佐野厚生総合病院 内科専修医 |
| 2009年4月~2013年3月 | 慶應義塾大学大学院 医学研究科内科学(循環器) |
| 2013年4月~2014年10月 | 慶應義塾大学医学部 内科学(循環器)助教 |
| 2014年10月~2015年9月 | 内閣官房 健康・医療戦略室 参事官補佐 |
| 2015年10月~2017年3月 | 慶應義塾大学医学部 救急医学 助教 |
| 2017年4月~2019年3月 | 慶應義塾大学医学部 内科学(循環器)助教 |
| 2019年4月~2020年3月 | 慶應義塾大学 不整脈先端治療学寄附講座 特任助教 |
| 2020年4月~2021年9月 | 慶應義塾大学 不整脈先端治療学寄附講座 特任講師 |
| 2020年10月~現在まで | 慶應義塾大学 スポーツ医学総合センター 専任講師 |
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●15:00-15:30
糖化ストレスによる血管老化の分子メカニズムと、オーソモレキュラー医学および水素吸入による統合的アプローチ
【背景】 現代社会における生活習慣病の根底には、過剰な糖質摂取に伴う「糖化(Glycation)」と、それに続く血管老化がある。 終末糖化産物(AGEs)の蓄積は、血管内皮細胞の炎症を惹起し、動脈硬化を加速させる要因となる。 本講演では、細胞レベルでの栄養最適化を図るオーソモレキュラー医学と、選択的抗酸化作用を持つ水素吸入を組み合わせた、 新しい血管保護アプローチについて検討する。
【内容】 まず、糖代謝を円滑にするビタミンB群、血管壁の構造維持に不可欠なタンパク質、およびインスリン感受性を高めるミネラルの重要性を、 分子栄養学的視点から解説する。 次に、糖化ストレスによって発生したヒドロキシルラジカルに対し、 水素分子(H₂)がいかに選択的かつ深部まで到達して消去し、血管内皮の「微細な火種(慢性炎症)」を鎮静化させるかを論じる。
【結論】 オーソモレキュラーによる「栄養素の充足」と、水素吸入による「酸化ストレスのリセット」を併用することは、 従来の単一的なアプローチでは到達し得なかった血管老化の抑制、ひいては健康寿命の延伸に寄与する可能性が高い。 本発表では、これらの理論的背景と、期待される相乗効果について概説する。
山口大学大学院医学系研究科
器官病態内科学講座(第二内科) 教授
佐野 元昭
Motoaki Sano M.D.
山口大学大学院医学系研究科
器官病態内科学講座(第二内科) 教授
佐野 元昭
Motoaki Sano M.D.
| 1992年 | 慶應義塾大学医学部研修医(内科学) | |
| 1996年 | 慶應義塾大学医学部助手(内科学) | |
| 2000年 | Baylor 医科大学循環器内科 Research Fellow | |
| 2004年 | Baylor 医科大学循環器内科 Assistant Professor | |
| 2006年 | 慶應義塾大学医学部講師 | |
| 2013年 | 慶應義塾大学医学部准教授 | |
| 2023年 |
山口大学大学院医学系研究科器官病態内科学講座(第二内科)教授 山口大学附属病院第二内科(循環器・腎臓・膠原病)診療科長 山口大学水素トランスレーショナル医療研究センター センター長 山口県脳卒中循環器病対策総合支援センター 副センター長 心臓血管超音波検査室 室長 山口県慢性腎臓病(CKD)対策専門会議会長 日本循環器協会山口県支部長 山口県循環器病対策推進協議会委員 日本高血圧協会山口県支部長 |
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●16:00-16:30
新型コロナ感染及びワクチン後症候群の治療経過
新型コロナ感染及びワクチン後症候群については、これまでも多くの報告がなされているが、4年以上経過した今日でも持続、新規発症する様々な症状がみられる。 これは成人のみならず、小児においても不登校として顕在化する症例がしばしばみられる。 これらの症例に対し、抗炎症、抗酸化、解毒、血栓対策、腸内環境の改善を軸とした統合的治療を行い、その治療経過を報告する。
医療法人社団友徳発心会
ひめのともみクリニック 理事長
姫野 友美
Tomomi Himeno M.D.,Ph.D.
医療法人社団友徳発心会
ひめのともみクリニック 理事長
姫野 友美
Tomomi Himeno M.D.,Ph.D.
| 1978年 | 東京医科歯科大学医学部卒業 |
| 1979年 | 九州大学医学部付属病院 心療内科勤務 |
| 1980年 | 北九州市立小倉病院 内科勤務 |
| 1986年 | Mayo clinic Emergency Room(U.S.A) Visiting Clinician |
| 1987年 | 東京都立広尾病院 麻酔科勤務 |
| 1989年 | 木原病院勤務 |
| 1998年 | テーオーシービル診療所 心療内科勤務 |
| 2002年 | 女性のための生涯医療センターViVi 心療内科非常勤勤務 |
| 2005年 | ひめのともみクリニック開設 |
| 2006年 | 日本薬科大学 漢方薬学科 教授就任 ※2021年 退官 |
| 日本心身医学会専門医(評議員)、日本東洋医学会専門医、日本心療内科学会登録医(評議員)、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、麻酔科標榜医 日本オーソモレキュラー医学会理事、医療法人八女発心会理事、点滴療法研究会ボードメンバー、NPO法人女性ウェルネス食推進機構理事 | |
| 現在、ひめのともみクリニック院⻑として、オーソモレキュラー栄養医学に基づいた栄養療法や点滴療法、 バイオロジカル療法を組み合わせた独自のメディカルプログラムで個々人に合わせたオーダーメイドの治療を行っている。 そのかたわら、ストレスによる病気・症候群などに関するコメンテーターとして、テレビ東京系列『主治医が⾒つかる診療所』等のテレビ番組や新聞・雑誌等で活躍中。 | |
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●16:30-17:00
パンデミック時代の備え:
新興感染症に対するオーソモレキュラー栄養医学の可能性
新興感染症は自然発生に加え、研究所事故や人為的要因でも拡大し得る。本講演では、パンデミック時代における予防・治療戦略として、オーソモレキュラー栄養医学の役割と可能性を科学的視点から考察する。
日本オーソモレキュラー医学会
代表理事
柳澤 厚生
Atsuo Yanagisawa M.D.,Ph.D.
日本オーソモレキュラー医学会
代表理事
柳澤 厚生
Atsuo Yanagisawa M.D.,Ph.D.
| 1976年 | 杏林大学医学部卒 |
| 1980年 | 杏林大学大学院修了 医学博士 |
| 1985年 | 米国ジェファーソン医科大学リサーチフェロー |
| 1995年 | 杏林大学医学部内科 助教授 |
| 2000年 | 杏林大学保健学部救急救命学科 教授 〜2008年 |
| 2009年 | 第10回国際統合医学会 会頭 |
| 2012年 | 国際オーソモレキュラー医学会会長(カナダ)〜2023年 |
| 2017年 | 一般社団法人日本オーソモレキュラー医学会代表理事 |
| 2018年 | 第47回国際オーソモレキュラー医学会世界大会(東京)会長 |
| 2019年 | 日本オーソモレキュラー医学会 第1回総会 会頭 |
| 2020年 | Vitamin C for Covid (イギリス)科学諮問委員 |
| 2024年 | Guardians for Health and Freedom 代表 |
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